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君に届けは、青春・恋愛・友情っていう、１０代のリアルスタイルをクローズアップした映画だと思いました。
主人公の黒沼爽子ちゃんは、見た目がホラー映画に出てくる貞子にそっくりで、あだ名も爽子でなくて貞子って言われていて、軽いイジメやシカトをされてしまうシーンはちょっぴり切なくなります。
だけど、本当の爽子ちゃんは笑顔がステキで、優しい心の持ち主で、その性格を理解して、積極的にコミュニケーションをとってくれるのが少女マンガでのプリンスとなる役柄の風早翔太くんです。
どの登場人物も、性格が名前に表されていて、そこも見所だと思いました。
クラスに１人はいる人気者、それが風早くんで、相棒には野球一筋の真田龍くんがいて、いつもクラスのリーダーシップを発揮しています。
爽子ちゃんの良さを知ってからは、風早くんが周りを良い意味で巻き込んでくれて、お友達なんてできなかったのに、２人もお友達ができるのも青春してる、って感じられました。
風早くんとの恋模様も気になるけれど、同時進行する周りの恋愛も見物で、他にも、進路に悩む学生にはやっぱり頼れる先生がいるのがベストで、君に届けにも頼れる担任がいて、ナイスアシストするシーンにはガッツポーズが出てしまいました。
やっぱり仲間がいるから最後は笑顔になれる、そんなキュンとできる映画でした。

君に届けは恋愛や青春の話においてはいい話の映画ではないかなと思います。主人公多部未華子さんは最初はものすごく暗くクラスのみんなからは貞子と呼ばれる存在でした。てもそこで三浦春馬くんと出会い少しづつ変わっていくというストーリーですがその中で未華子さんが少しづつ春馬くんとか変わっていく中では恋をしていくのと春馬くんの周りの友達とも仲良くなっていきクラスと馴染んでいくというのがこのストーリーです。ざっと説明はしましたがその中でもやっぱり印象に残ってるのは未華子さんと春馬くんが最初に出会うシーンです。桜の木の下で2人は出会うのですが、そこの春馬くんが本当に爽やかでしかもすごく優しい人だなっと言う印象を受けました。確かに現実で桜の木の下でわざわざ自分の元に来てくれて付いた桜を取ってくれるなんてそういうことをしてくれる人がいたら確かに気になる存在になります。でも春馬くんを好きになったというのが気づけたのは中学の頃から片想いをしていた桐谷美玲ちゃんが多部未華子さんと話した時に協力してくれないってお願いし未華子さんも最初はお願いを聞いたものの春馬くんの周りで仲良くなった友達2人に本当にそれでいいのかというのを聞かれそのおかげで春馬くんが好きな子とに気づけて美玲ちゃんには断りを入れたがそれを断ったせいて怒ってしまいちょっとした嫌がらせを未華子ちゃんにしてしまうというシーンもありますがそれを見た時には女子あるあるだなって思いました。でも結局最後は未華子ちゃんが春馬くんに告白シーンもあるのでちょっと私の中では安心ですが、でもその告白したが断られちゃうシーンはすごく見てて自分も悲しくなったのを覚えてます。でもこの作品は本当に好きな作品で漫画も読んでたくらいなので恋愛、友情、青春が好きな方にはおすすめしたい1作です。

【青春映画の代表作「君に届け」】
原作は未読だが、名前が有名なこともあり数年前に初鑑賞し気に入った作品。今ではDVDを購入し繰り返し何度も観ているほど。
少女漫画の実写版と言われると胸キュン台詞や壁ドンなどありふれたシーンを想像してしまうのだが、これはそんなベタな展開はほとんどない。特に派手な展開がなくても、ありふれた高校生の日常＝青春の時間。その時間を一生懸命生きている姿がとてもキラキラして見える。映像もまた四季折々で美しく、高校生ならではの良くも悪くも純粋な、登場人物一人一人の〝好き〟というただそれだけを届けたい気持ちにとても心打たれてしまう。
また、恋愛部分だけでなく友情も描かれているのだがそこもまた良い。ヒロイン爽子の友人、やのちん役の夏菜とちづちゃん役の蓮佛美沙子がとても印象に残っている。当時は2人とも今ほど知名度はなかったと思うが、圧倒的存在感がある。この2人もまた思春期の女子ならではの悩みや葛藤などありつつも、いつも爽子の隣にいてくれる。3人で励まし支え合う親友の絆には涙してしまうシーンも。
全体的にゆっくりと時間が流れていくような作品だが、とても心に残る素敵な映画だと思う。主題歌のflumpoolの「君に届け」も本当にいい味を出している。

【風早君の爽やかさが素敵】
この作品は爽子が少しずつ、周りと溶け込んで仲良くなっていくところが印象的です。初めの頃はすごく浮いていたけど、風早君のおかげで前向きになっていくところが良かったです。爽子は風早君に憧れているのがわかるなと思いました。
風早君はいつも周りにたくさんの人がいて、爽やかなところがとにかくかっこよかったです。誰とでも仲良くなれて、分け隔てなくコミュニケーションをとっているのがすごいと思いました。
爽子に対しても普段と変わらない感じで接してくれるのが、とても好印象です。爽子を普通にクラスメートとして見てくれているのが、画面から伝わってきました。風早君がいるだけで、その場が明るくなるのがとても素敵に感じました。
風早君たちと一緒にラーメンを食べているところは、爽子にとってすごく思い出になったと思います。今までにはあり得なかったことだからこそ、とても楽しそうにしていたのが良かったです。当たり前のことを素直にできている瞬間が、爽子にとってはかけがえのない時間なんだと思いました。
爽子がどんどん精神的に成長していくのが、見ていて面白かったです。みんなと普通に仲良くなれて微笑ましく感じました。

漫画の実写化はここ10年くらいですごい多くなって、わたしも色々見ましたが『君に届け』は原作の漫画ファンとしてもすごく良かったと思います！！
まずは、多部未華子さん、三浦春馬さんの配役がぴったりでした。そのほかそのほか桐谷美玲さん、蓮佛美沙子さん、夏菜さんと脇を固めるメンバーも今では考えられないキャスティング！正直、青山ハルさんはあんまりぱっとしなかったのは残念でしたが、先生役に井浦新さんていうのは、驚きました（笑）
主役のお二人はそこまで外見を作り込んでいないのに黒沼爽子と風早翔太そのまんまでした！ナイスキャスティングです！
たまーに漫画の実写化映画で、あれ？なんか配役に違和感あるなーっていうのがあるんですが、『君に届け』は観ていてすんなりとストーリーに集中することができました。
ストーリーの構成もうまくまとめられていて漫画次第は公開時はまだ完結してなくてどう終わるのかなーっと思っていたのですが、エンディングもやっとふたりの恋が実ってまた新たなストーリーがスタートするんだなっと感じさせてくれて心を温かくさせてくれる終わり方でした。やっぱり少女漫画はこうでなくっちゃ！という気持ちのいい終わり方でしたね！